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三 経 絡 構 成 法 と は

 経絡構成法とは、これまで説明した五行論の色体理論、経絡、流注、これらの関係を整理して独自に経絡の循環を構成したものです。
 この構成には、主経となる陰経一経絡とそれに従う陽経二経絡、合わせて三経絡を使います。
 また、この三経絡の構成にはA方式・B方式・C方式の三方式それぞれ独立し、これらは診断によってその中の−方式を選択し治療をする仕組みになっています。
 詳細については著書を参照して下さい。

三 経 絡 構 成 表
(A方式) (B方式) (C方式)
肺 経 胃 経 三焦経 肺 経 胆 経 小腸経 肺 経 胃 経 小腸経
心包経 胆 経 小腸経 心包経 膀胱経 大腸経 心包経 胆経 大腸経
心 経 膀胱経 大腸経 心 経 胃 経 三焦経 心 経 膀胱経 三焦経
脾 経 三焦経 胆 経 脾 経 小腸経 膀胱経 脾 経 三焦経 膀胱経
肝 経 小腸経 膀胱経 肝 経 大腸経 胃 経 肝 経 小腸経 胃 経
腎 経 大腸経 胃 経 腎 経 三焦経 胆 経 腎 経 大腸経 胆 経


経絡色体治療使用経穴表
肺経  尺沢  列缺 大腸経  合谷  陽谿  遍歴  曲池
心包経  曲沢  内関 三焦経  陽池  外関
心経  少海  霊道 小腸経  腕骨  後谿  支正  小海
脾経  商丘  公孫 胃経  衝陽  解谿  陥谷
肝経  曲泉  中封 胆経  丘虚  臨泣  陽輔
腎経  太谿  照海 膀胱経  京骨  申脈

 ※経絡色体治療法は、上記表に示した経穴のみを使用し治療を行います。
  主症となる陰経の経穴に付随する陽経2経穴の構成経穴に2種類の組み合わせが生じます。
  之は、治療上大変重要なことです。
  この詳細についての説明は研修会にて行います。
 ★三経絡構成法での虚、実法則は、原則として陰経は虚症、陽経は手の経絡は全て虚症、
  足の経絡は実証となります。(之は、最近の研究によって判明したものです)